本記事は、マスコットさんの優劣をつけるものではありません。あらかじめご理解いただいた上でお読みください。
集計のしかた
集計に使ったのは、Google検索の結果画面に当サイトのページが表示された回数(Search Consoleの「表示回数」)です。当サイトには、マスコットさんごとのプロフィールページと、球団ごとのマスコット紹介ページがあり、この2つを分けて数えています。
「普段と比べてどれだけ増えたか」を測る基準は、そのマスコットさんが本拠地球場に出演した試合日での検索数の平均との比較です。
トップの人気を誇る一部のマスコットさんを除き、弊サイトの何かしらの記事は概ね1ページ目に表示されるので、検索数がおおむねサイトの表示数となっていると考えています。ここでは「検索の増加数」を対象とすることで、検索順位に依存しづらい数値の集計を実施しています。
これらの数値は、人気度合いではなく、遠征によっていつもより注目されたかのみを示すものとなります。
最も"検索された"遠征は?
検索の増加数でチェック
検索数が増加した上位10試合をチェックしてみます。下線は交流戦です。
日付 | 球場 | マスコットさん |
|---|
6/10 | ベルーナ | スラィリーさん |
6/13 | 楽天モバイル | スラィリーさん |
5/23 | 東京D | トラッキーさん |
6/4 | 神宮 | マーくん |
7/19 | 横浜 | つば九郎さん |
6/6 | 神宮 | フレップさん |
6/3 | 神宮 | マーくん |
7/18 | 横浜 | つば九郎さん |
5/29 | みずほPayPay | スラィリーさん |
5/29 | エスコンF | キッズジャビットおとこのこ |
スラィリーさんはパリーグ相手で上昇
トップ2を交流戦のスラィリーさんが飾りました。スラィリーさんについては、普段スラィリーさんを見慣れていないと思われるパリーグへの遠征でのみ大幅に検索数が増加しました。
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求愛されるマーくんも……
姫からの求愛を受け続けた神宮2日間のマーくんも高い数値となっています。これまでの流れや関係値を知りたい方が「ロッテ マーくん」「マーくん つばみ」「マーくん リーンちゃん 関係性」などといったワードで検索していたようです。
血縁関係はある?マスコットさん同士の関係性を振り返ろう
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セリーグで人気のつば九郎さん・トラッキーさん
マーくん以外では、トラッキーさん、つば九郎さんなどセリーグのマスコットさんの検索数が増加しています。スラィリーさんなど他のマスコットさんが交流戦で数値が上昇しているのに対して、リーグ戦で検索数が増加しています。DB.スターマンさんでも同様の傾向です。
もともと知名度が高く「交流戦で初めてみて検索する」といったことが少ないのでしょうか。同一リーグ内から関心が高いことが伺えます。
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キッズジャビットおとこのこの大健闘
なんといっても目を引くのが、キッズジャビットさんです。メインマスコットさん以外で唯一検索増加数が500回を超えました。ファイターズ主催の試合にキッズジャビットさんが出演するのが初だったことが要因と考えられます。
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伸び率では?
次に、増加率(検索が増えた割合)TOP5をご紹介します。下線は交流戦です。
日付 | 球場 | マスコットさん |
|---|
5/28 | バンテリン | スイッチくん |
5/27 | バンテリン | スイッチくん |
6/3 | 甲子園 | ライナさん |
6/6 | 東京D | ズーちゃん |
6/20 | 京セラD大阪 | ライナさん |
ここでは全てサブのマスコットさんとなりました。メインマスコットさんは普段から検索される数値が高いということもあり、増加の割合で見るとサブマスコットさんが多くなります。
中でも高かったのが、バンテリンドームのスイッチくんです。今年はバンテリンドームに遠征するマスコットさん自体が少なかったこと、そもそも名古屋には初めての遠征だったことなどいくつかの要因が重なったものと思われます。
甲子園遠征のライナさんも高い数値でした。名前を含まない検索ワード(例:「ライオンズ マスコット」「ライオンズ マスコット 女の子」) での検索も多く、阪神ファンの皆さんが名前を検索したと考えられます。
東京ドームに来場したズーちゃんもお名前を調べるタイプの検索が多く、初めてズーちゃんに出会った人も多かったと予想されます。
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サブマスコットさんの増加数
それでは、サブマスコットさんに絞って検索の増加数TOP10を見てみるとどうなるでしょうか。こちらも下線が交流戦です。
日付 | マスコットさん | 出演先 |
|---|
5/29 | キッズジャビットおとこのこ | エスコンF |
7/16 | キッズジャビットおとこのこ | 神宮 |
6/6 | ズーちゃん | 東京D |
6/3 | ライナさん | 甲子園 |
6/20 | ライナさん | 京セラD大阪 |
5/28 | スイッチくん | バンテリンD |
5/3 | バファローベルさん | エスコンF |
5/27 | ライナさん | 神宮 |
6/9 | キッズジャビットおとこのこ | 楽天モバイル |
5/27 | カビーさん | タマスタ筑後 |
上位は増加率と同様の傾向となっています。
最も目立つのは、やはりキッズジャビットおとこのこです。エスコンの次には神宮球場への遠征が入ってます。SNSでも盛り上がっていた印象が強く、納得の結果です。
今年のキッズジャビットさんは、ビジター球場への遠征が10試合を超えるなど、大幅に活躍の機会を広げています。北は北海道、南は沖縄、そして台湾まで各地で活躍するキッズジャビットさんを別記事でご紹介しています。
今、キッズジャビットさんが熱い!2026年上半期レポ
特徴的な点としては、タマスタ筑後に来場したカビーさんでしょうか。ファームではそもそもの来場者数が少なかったり、中継を視聴する人が限られることからなかなか数字が伸びないことが多いです。それでも、200件以上検索数が増えるというやや意外な結果でした。
どんな時に検索されているのか
例えば、つば九郎さんのことを検索する人は、つば九郎さんの名前をご存知なら「つば九郎」と検索ワードを入れますし、わからなければ「ヤクルト マスコット」と検索します。
ビジターでの出演をした際に、「名前を」検索されるのでしょうか、それとも「名前が」検索されるのでしょうか。
名前はすでに知っている?交流戦とリーグ戦の傾向
名前を検索するのか、名前が検索されるのかを、交流戦とリーグ戦でまとめてみました。ここでは、増加率を対象としているため、増加数のランキングと照らし合わせると直感的に少し異なると感じる部分も出ますことをご了承ください。
ややデフォルメはしていますが、横軸は同じ割合でそのまま比較可能です。縦軸は本来の数字だと交流戦はリーグ戦の3倍ほど縦の長さが必要となりますが、同じ高さに圧縮しています。

セ・パ交流戦では検索されないつば九郎さん
ここで面白いのが、つば九郎さんです。先程のランキングにも入っていたように、セリーグでは大幅に検索数が増加しています。しかし、交流戦では、ほとんど検索も増加しません。
同様にジャビットさんやトラッキーさんも交流戦での増加が極めて少なく、「すでに知っている人が多いマスコットさんは交流戦では検索されない」ということが言えるのではないでしょうか。
交流戦では名前を検索されるパリーグのマスコットさん
フレップさん、クラッチくん、ズーちゃん、ライナさんなどは、リーグ戦に比べて交流戦で大幅にお名前が左側に移動しています。
これは、交流戦では名前を知らずに検索する人が多いことを示していて、検索増加率が高いほど、名前を覚えてもらうことができた遠征と言えるのかもしれません。
また、ブルさんベルさんは交流戦ではほとんど同じ挙動を見せますが、リーグ戦では全く異なる性質となっているのも興味深いポイントです。
各マスコットさんごとに大きく異なる特徴が出ていると思います。ここでは紹介を控えますが、ぜひご確認ください。
まとめ
知名度向上という観点に絞ると、交流戦ではまず名前を、リーグ戦ではその上で性格やホームのマスコットさんとの絡みで覚えてもらう、という形と感じました。
実際にサブマスコットさんや、まだたくさんの人に知ってもらう伸び代のあるマスコットさんが盛り上がっている試合は交流戦が多く、マスコットさんにとっても大切な機会であることがわかります。
お名前で検索される存在感も、「あの子はだれ?」からチームページへ向かう新しい出会いも、どちらもマスコット交流が生んだ検索です。マスコットさんの遠征は、その場を盛り上げるだけでなく、球団とマスコットさんの新しいファンが生まれる入口になっているといえます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。