2025年球団マスコット登場回数ランキング 〜試合出演編〜

2025年球団マスコット登場回数ランキング 〜試合出演編〜

公開日:2026年2月7日 (土)

2025年の球団マスコットさんのイベント出演状況をまとめる記事です。前半となる今回は、野球の試合の出演について、振り返ります。

本記事は、出演回数からマスコットさんごとの活動動向の特徴を示すものであり、出演回数の多寡などで優劣をつけるものではありません。あらかじめご理解いただいた上でお読みください。

出演試合数一覧

画像は、2025年の試合出演数を示したものです。出演回数は、プロ野球の試合に出演した回数を集計しています。1軍公式戦に加えて、オープン戦・ファーム・交流試合・親善試合・海外リーグなどを含みます。

本拠地での試合は71~72試合です。そのため、最も出演している「333ジャビットさん」「トラッキーさん」「コラッキーさん」「ハリーホークさん」などはプラスで30~40試合に出演していることを示します。

本データは、「球団マスコットの情報。」で公開している情報を集計したものです。集計漏れ・記載漏れなどの可能性などがあるため、5イベント単位での表示としています。

詳細や具体的な出演イベントについては、それぞれのマスコットさんの個別ページをご覧ください。

傾向の考察

特に出演試合数が多かったマスコットさんや、マスコット交流・オープン戦・海外遠征などを取り上げます。

ポストシーズンが長いチームは試合数が増える

2025年に日本シリーズまで進んだソフトバンク・阪神からは、ハリーホークさん・トラッキーさん・コラッキーさんが、110試合近い出演となりました。ポストシーズンで10試合程度出演が増えたことが大きな要因として挙げられます。ハリーさん・トラッキーさんは、遠征を要する出演のほとんどを担当することでこの試合数となっています。一方のコラッキーさんは2軍の試合に加えてポストシーズンを含めた1軍の試合にも出演したことで、出演回数が多くなっています。

ソフトバンクは、九州各地や東京での試合を多く開催しています。みずほPayPayドーム以外での出演がほとんどない、ふうさん・こふうさんは、公式戦だけだと65試合程度の出演に留まるのですが、結果として85試合に迫る出演回数となりました。これは、本拠地でのオープン戦開催が多いことや、ポストシーズンが10試合近く実施されたことによるものでした。バリカタ君やハニーホークさんも、マスコット交流などへの出演は数回程度ですが、90試合超の出演となっています。

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Gタウンの街開きとジャビットさん

優勝球団にも劣らない出演数を誇ったのがジャビットさんです。2025年は、新しくオープンしたジャイアンツタウンでの出番が増えました。土日のほとんどの試合にジャビットファミリーが出演しており、555ジャビットさんは20試合程度、333ジャビットさんは15試合程度の出演と、ファームでも存在感を示しました。

もちろんファームだけでなく、メインマスコットとしての活動も数多く、ビジター遠征やMLB開幕シリーズ、親善試合、国際試合などの多くの出演機会で活躍していました。

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単独で頑張ったマスコットさん

2025年、すべてのビジター応援を1羽でやり遂げたヤクルトのつばみ姫や、30年以上すべてのイベント出演を1マスコットで行っている広島のスラィリーさんは100試合近い出演となりました。この1年間の姫は、(いつも通り当然に)可愛くて、そしてとても素敵でした。

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楽天は等分のはずなのに……?

楽天では例年、ビジター応援の出演などの出演回数はほぼ同じに配分がされています。しかし、2025年シーズンでは、合計の出演回数は、クラッチくんが100試合弱、クラッチーナちゃんが95試合弱、スイッチくんが90試合弱と、それぞれ5試合以上のばらつきがありました。クラッチくんが国際試合・オールスターなどの出演があったこと、スイッチくんはフレッシュオールスター出演のためにホームゲームを欠席したことなどに起因してばらつきが発生したようです。

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オープン戦

画像は、2025年のオープン戦の出演回数を示したものです。

意外と差が出るオープン戦

オープン戦の本拠地での開催試合数は、球団ごとに大きく異なります。例えばホークスでは10試合以上開催され、地方開催分も合わせてハリーホークさんは14試合に出演しています。

一方で、試合数が少ない例として、仙台開催のない楽天が挙げられます。楽天では、金武・岡山・静岡の一部試合に出演するのみとなります。また、土休日のみ出演のロッテでは、2試合のみでした。中日では、ドアラさんは毎日出演する一方、シャオロンさん、パオロンさんは交互に5試合の出演となっています。

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マスコット交流

画像は、2025年のビジター応援デーなどにおけるマスコット交流によって遠征した回数を示したものです。

スイッチくんや、キッズジャビットさん、バファローブルさんは、雨天中止で1試合減った数字となっています。

同一リーグ5チーム、交流戦3チームの8カードでの実施が最大となります。2025年は7球団が8カードでビジター応援デーにマスコット交流を実施しています。一方で、西武は5カード、DeNAは4カード、中日は2カードにとどまりました。日本ハム・巨人の2球団はこの3球団に絡んで相互交流とならない場合にマスコットさんの派遣を行わなかったために、1カード減って7カードでの実施となりました。

また、2025年シーズンは、DB.キララさんやキッズジャビットさん、リーンちゃん、ズーちゃんなど、近年見られなかったレアなマスコット交流も実施されました。

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ファームマスコット交流

近年はファームにおけるマスコット交流も活発化しています。特に今年は、阪神の2軍新球場のオープンに合わせてコラッキーさんがデビューしました。今年は、コラッキーさん5試合(Gタウン・タマスタ筑後)、ひな丸さん3試合(SGL)、スラィリーさん4試合(SGL・タマスタ筑後)、333ジャビットさん1試合(ハードオフ新潟)、ズーちゃん1試合(鎌スタ)がファームで遠征を実施しました。

2026シーズンは、ファームが3地域制となり、地域内だけでなく交流試合も多く実施されることになりました。イースタン・ウエスタンで対戦がなかったカードも多く開催されるため、カビーさんの遠征などにも期待したいところです。

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海外遠征

2025年、台湾で行われた13試合に9マスコットさんが出演しました。

開幕前に台北ドームで行われた交流試合に、フレップさん・ポリーさんが出演したことを皮切りに、CPBLの9試合でマスコットさんが出演しています。

中信:333ジャビットさん・おじいちゃんジャビットさん2試合

富邦:トラッキー・キー太さん2試合

統一:レオさん2試合

同じ親会社を持つ樂天については、クラッチくん・クラッチーナさんが3試合出演したほか、シーズン終了後の韓国・KTWizを含めた交流シリーズにもクラッチくんが2試合出演しました。

応援文化も異なる異国での体験は、とても面白いものです。読者の皆さまもぜひ、一度ご体験を……!

ステージで応援する楽天・クラッチくん(台湾)
ステージで応援する楽天・クラッチくん(台湾)

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その他

エスコンフィールド北海道では、自治体が物販やPRを行う「地域PRブース」が設置されています。B・Bさんは、2025年シーズン、グラウンドでの出演はなかったものの、クライマックスシリーズ1試合を含む47試合でPRブースを盛り上げていらっしゃいました。

出演球場数

画像は、2025年の各マスコットさんの出演球場数を示したものです。

出演回数でもトップだった333ジャビットさん・ハリーホークさんが目立ちます。

ビジター応援を同一のマスコットさんで務める場合、同一リーグ5チーム、交流戦3チームの8球場がベースとなり、本拠地を合わせた9球場での出演が一つの指標となります。

トラッキーさん、スラィリーさん、つばみ姫の3マスコットさんは、9球場に加えて地方開催などにも出演したことから12球場となっています。一方、同じ12球場に出演したマーくんは、全カードのビジター応援に出演したわけではありませんが、ファーム地方開催の出演などで12球場での出演となりました。

楽天の3羽は、完全に同じ球場数となっていることからも、3羽で等分に近い形で出演していることがわかります。合計の球場数は26球場で、巨人の20球場、ソフトバンクの19球場を大幅に上回る12球団トップとなりました。ビジター応援デーはもちろん、東北6県での主催試合や、東北各地でのファーム主催試合などへの出演などを通じて、東北各地で会うことができるのが大きな特徴です。

コラッキーさんは阪神のファーム地方開催すべてに帯同したほか、Gタウンでの記念試合、筑後でのマスコット交流、フレッシュオールスターなど、9球場での出演となりました。

参考:チーム別出演球場数(楽:26、巨:20、ソ:19、神:18、ロ:17 、日:14、西:14、オ:14、ヤ:12、広:12、中:10、デ:9)

まとめ

出演した試合数をまとめることで、各球団における出演傾向を見ることができました。

「試合数」という観点では、ポストシーズンやオープン戦の試合数が大きく影響することがわかりました。一方で、地方やビジターでの出演傾向は、球団によって大きく異なりますが、一定の傾向があることがわかります。また、球場数で見ると、遠征しての出演に対する球団の考え方やマスコットさんごとの特性が見えてきます。

2026年シーズンの活動については、球団から情報が少しずつ出てきています。過去の出演の情報については、本サイトのカレンダー機能等を活用し、ぜひご覧ください。一方で、複数のマスコットさんで配分して出演をしている球団については例年実績から予想することも難しいのが現状です。 ファン心理としてはできる限り早く遠征などの出演マスコットさんを教えていただきたいと考えてしまいますが、なかなか難しい部分もあるのだと思います。マスコットさんのInstagramなどのチェックを欠かさないようにするのが早道となるでしょう。

次回は、2025年に各マスコットさんが出演された試合以外のイベントについて、各マスコットさんや全球団の特徴や傾向についてまとめますので、ぜひご覧ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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